ブルームウィルの研修で大切にしている「自責思考」についてご紹介します。

自責と他責


自責とは、起きた結果はすべて「自分に責任がある」と考え、
他責とは、起きた結果はすべて「他人に責任がある」と考えることです。

例えば野球の試合があり、監督の采配でスターティングメンバーに選ばれず、その試合に出られなかったとします。
この時「私は監督に嫌われている。見る目がない監督が悪い」と考えるのは他責。
対して「私は監督から信頼されていない。信頼を得るために改善しよう。この間のミスを繰り返さないためには、どんなトレーニングをすればよいか・・・」と考えていくことが自責です。

企業の現場でも様々なケースが考えられます。
「お客様からクレームが来たとき」
「営業会議で上司から問い詰められるとき」
「マネージャーから依頼されたタスクの期限が短いとき」

日常の仕事や活動、自分の周りで起きる様々な出来事を前に、たとえ意識していなくても、私たちは思考を働かせます。

自分は他責なのか、自責なのかを客観視する


皆さんはどのように考えているでしょうか。

自分がどんな思考をしているのか、意外と把握できていないと思います。

私は新卒一年目のとき、自分が他責思考であったことに気付けませんでした。
新規の法人営業をしていたのですが、なかなか売れず、営業会議の場でいつも上司から問い詰められていました。
会議の場では言いませんでしたが「商品が悪い」「商品を良くしようとしない上司や、会社が悪い」と心の中で思っており、同期の仲間に愚痴をこぼしていたのを覚えています。

もしあのときの私が自責思考なら「お客様に喜んでもらえる商品はどんな商品だろうか?」「そもそもお客様の本当の課題を把握できているのか?」「お客様の課題を明確にするためにはどうすればよいだろうか?」と思考を働かせたと思います。

事実トップセールスの先輩は「自責思考」で仕事をしていました。

自責思考の人には協力者が現れる


ポイントは【現実を正しく捉える】そして【どのようにすれば上手くいく?】と考えることだと思います。

「監督が悪い」「上司が悪い」は現実を歪んで捉えています。現実は「信頼を得られていない自分」「商品をよくするために考え、動いていない自分」です。

現実を正しく捉え、変えられること(自分、未来、思考、行動)だけに着目し、上手くいかせるために考え動くことが現実を変えるための方法です。

成長する人は間違いなく自責思考であり、その自責思考の方には協力者が現れます。弊社代表の吉田が営業マン時代に「言い訳を一切やめ、やれることをやる」と決意てから、自分が変わっていき、周りに「応援してくれる人」や「アドバイスをくれる人」など協力者が現れたといいます。吉田はトップセールスとなり、この時の体験が研修プログラムの自責と他責に繋がっています。

新入社員の方々にお伝えする中で、自分にも「自責なのか他責なのか」を問いかけて確認しています。自身の成長と周囲への影響力を伸ばしていきたいです。

プロモーター 
兼森 裕太郎

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