こんにちは。ブルームウィルの兼森です。

前回のブログで、というタイトルで私たちの研修で活用しているフレームワークについて書かせて頂きました。

ブルームウィルでは未来図を描ける・示せる管理職を育成する実践型研修を実施しています。いきなり未来図を描こうとしても何をどうすればいいのか、皆さん分かりません。
ブルームウィルでは未来図を描くために、あるフレームワークを活用しています。

PESTと3Cで未来図を設計する


「見えない未来を描く」ほど困難なことはありません。人には予知能力はないから、当然なのですが、ただ、ある程度の予測は可能だと思っています。さらに言うと、予測の精度は上げられるとも思っています。

この予測に役立つのが研修で行っている「未来図の設計」です。これもフレームワークなのですが、やることはPEST分析と3C分析です。

PESTと3Cは汎用的フレームワークで広く使われています。今回は未来図ということで、PESTと3Cに時間軸を加えます。例えばオリンピックイヤーである2020年のPEST分析と3C分析、2018年のPEST分析と3C分析を行います。

(最近は2025年のオリンピック特需が過ぎたあとの予測も行っています)

ここでお伝えしたいのが、未来図作成はPESTと3C"だけ”で作れます。是非やってみて頂きたいです。


会社メンバーと未来図をつくる

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研修では管理職の方々に実施して頂いてますが、ブルームウィル社内でも行っています。未来図を作成することで、会社のミッション・ビジョンもより明確になります。

実際にやってみますと、中々むずかしいですが、アウトプットすることで多くを気付かされます。日本の人口はどのくらいになるのか。消費税はこのまま上がるのか。自民党政権は続くのか。経済成長率は・・・?

分からない部分が大部分ではありますが、その分からない部分を埋めるために情報を探すようになり、数字に敏感になってきます。未来図後の新聞の読み方が変わったのが、大きな発見でした。

弊社で未来図について話し合ったところ、「自民党政権は続く」「所得格差がより広がる」「オリンピック後に日本経済の鈍化が浮き彫りになる」など意見が出てきました。「“知識労働者”と“知識生産者”という分け方をするようになる」は面白いアイデアでした。

このように社内で未来図を設計すると、業務以外のところで議論が増えます。

コミュニケーションツールにもなり、組織活性化にもなることが思わぬ発見でした。

PESTと3Cは汎用的なツールですが、効果がありますので、是非御社でもご活用下さい。


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